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WHAT WE DOファームの紹介

「キツネファーム」は自然豊かな、山梨県甲府市の南東部・増坪町にあるサフラン畑です。
運営母体が製造業として培った管理・改善の視点で、新たな栽培管理方法を考案し、山梨で「地域・自然・環境・人の役に立てる産業の創出」を目指して耕し始めました。
ファームの隣の土手には、キツネやタヌキ、時には昇仙峡から川沿いを下って鹿もやってきたりと、常に自然を身近に感じるロケーションの中、サフランの黄色のイメージそのままに、明るく元気に栽培に取り組んでいます。
ファーム名は、畑の前にある、地元の人々に古くから親しまれている「大小稲荷」というお稲荷様のキツネにちなんでいます。
このお稲荷様のように、多くの人々に長い間愛され、しっかり地元に根付いていけますように!との思いをこめて、命名いたしました。(ちなみに、ちょっと不思議な大小稲荷の大小は、近くの川で度々起きていた洪水が治まるよう武田信玄が堤とともに祠を築き、そこに納めた大小両刀に由来すると言い伝えられています。)
サフラン栽培の歴史は古く、なんと5万年前の絵画からサフランの顔料が見つかっているほか、古代メソポタミアの楔形文字板や古代エジプトのパピルスにもその存在が記されております。日本での栽培は明治19年(1886)添田辰五郎氏(神奈川県大磯町)が栽培をはじめて、1903年に吉良文平氏(大分県竹田市の玉来地区)が種苗を購入し開始。その後竹田式を考案し,現在の栽培方法に繋がっていきます。このように多くの人の知恵と工夫で栽培が繋がり私の栽培の師でもある大塚敏徳氏の教えで、この山梨県甲府でも栽培が出来るようになりました。歴史、人の輪、自然の循環…「繋ぐ」ことを大切にした夢のある農業で、地元に新たな名産品を作り、その実りを還元してまいりたいと思っております。

Message

キツネファームの運営母体 株式会社峰岸商会は、先代(私の父)が創業し、今年、2017年に創業50周年を迎えた特殊鋼という素材を扱う会社です。
なぜ鋼材屋さんが農業を?とよく訊かれるのですが、数年前に2つのきっかけが重なってスタートしました。
ひとつは、50周年を前に新たな挑戦として、製造業での様々な学びを、自然豊かな地元山梨の地に還元できる方法はないものかと模索してきたこと。
そしてもうひとつは、父が病に倒れ、食や医療という分野について真剣に考えた時、サフランの存在と近年新たにわかった脳の病、皮膚病、心臓病などへの薬効を知ったことです。
すぐに球根を取り寄せ、右往左往しながらの農業への挑戦が始まりました。
文献をあたったことはもちろんですが、山梨県農政部にご協力を依頼したり、生産高日本一の大分県竹田市のJAや生産組合長様にご指導をいただいたり、サフラン研究の第一人者 長崎国際大学薬学部 正山征洋先生にお話を伺ったりと、とにかく出向き、想いをぶつけた結果、多くの方々のご協力のもと大量生産に踏み切ることができました。
今後は、10年かけて世界有数の生産拠点になるべく計画をしており、山梨に適した「みんなを幸せにできる」産業の創造として、多くの雇用の確保を、これまで培った改善と工夫の手法で、効率的に確立したいと思っております。

キツネファーム代表 峯岸真美

COMPANY企業情報

会社名 株式会社スリーピークス
創業年月日 平成29年6月1日
代表者 峯岸真美
資本金 1,000,000円
所在地 〒400-0832 山梨県甲府市増坪町734-6
E-mail:contact@kitsune-farm.com
関連会社 株式会社峰岸商会
https://tokusyuko-kakou.com/